弊社は昭和４６年の創業以来、一貫して高速道路料金所の環境改善への取り組みを続けて参りました。
弊社がブース空調システムの第一号機を世に誕生させた当時、日本はモータリゼーションのまっただ中にあり、
自動車から排出される排気ガスによって料金所のブース内で仕事をする収受員は排気ガスに晒されながら収受業務を行っていました。
このような劣悪なブース内環境の改善と弱い立場の方々を守るための設備がブース空調システムです。
時は流れ、現在は自動車の低排出ガス化が進み当時のように大量の黒煙を吐き出しながら走る自動車を目にすることは殆どなくなりました。
その一方で現在日本人の四人に一人は羅患していると言われる花粉症の原因となる杉などの花粉をはじめ、
黄砂やPM2.5といった新たな物質の飛散が問題となっています。
排気ガスに加えこれら人体に悪影響を及ぼす物質の防除の観点からも換気の重要性に現在も変わりはありません。
弊社は創業依頼培ってきた換気や冷暖房を始め風に関する汎ゆる技術と知識を礎に、
これからも時代や市場のニーズの変化に柔軟に対応し、お客様の様々な声を製品づくりに反映して参ります。

2015.10.31
代表取締役社長　大久保敦彦